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衝撃耐久性試験機

福祉用具の各部に斜め衝撃および落下衝撃を繰り返し加える試験機です。任意の角度から球状又は板状おもりによる衝撃を与えたり、インパクターによる落下衝撃を加えます。

車椅子や、座位保持装置、病院用・介護用の電動ベッドなどの試験を行います。

概略仕様

全体寸法2.5m×3.0m×3.5m
クロスヘッド0~2.0m(上下)
水平衝撃角度0°~90°(任意)
球状おもり質量25kg
板状おもり質量10kg
落下ストローク負荷力、変位
落下インパクター質量17kg

試験例 手動車椅子バックサポート斜め耐衝撃性試験(JIS T9201 10.2.1)

ダミーの大たい(腿)部を載せた車いすのバックサポート上端から下方30±10㎜の中心線に、質量25㎏のおもりを30±2度の衝突角度で衝突するように2回衝突させた後、目視・触感などによって確認します。

この試験はバックサポート高320㎜以上の車いすに適用します。

この試験では、バックサポートのマジックテープが外れることや、バックサポートパイプにクラックが入ることがあります。

試験例 在宅用電動介護用ベッドボトムへの耐衝撃性試験(JIS T9254 9.6)


背ボトムや足ボトムの規定の位置に、ボトムの上方 180 mm の高さからインパクター(重さ25キロのおもり)を自由落下させ、衝撃を与える試験です。

9か所の位置に、それぞれ20回ずつ落としますので少し時間がかかります。

マットレスを敷いたままの試験ですのでおもりが直接ボトムに当たることはありませんが、試験後にはボトムの変形ボトムの異常動作などがみられます。

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