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車いす安全整備士養成講座

素人目でも「これ、本当に大丈夫?」という、自分が所属する組織の備品である全く整備されていない車椅子」について、「何とかしたい」「利用者に安全に安心して使ってもらいたい」という想いを持って、車いす安全整備士養成講座を受講される方は、珍しくありません。
また、「工具は持っているし、普段が車椅子に限らずメンテナンスの仕事をしている」という方も、「福祉用具なんだから、きちんと構造や対応を学ばなければならない」という想いで、受講される方も多くいらっしゃいます。

当養成講座の指導内容は、日本の流通している車椅子の大半を占める製造業者に集まってもらい、それぞれのメンテナンス手法を討議し、標準形手動車椅子の分解・組立・点検整備の各手順を共通工程として構築しました。
さらに、技術だけではなく、その根拠となる知識についても、座学内容として合わせて構築しました。
以降、開催ごとに国内車椅子流通主要製造者、(一社)日本福祉用具・生活支援用具協会、(一社)日本車椅子シーティング協会を主要メンバーとする「車いす安全整備士実行委員会」によって、実施後のアンケート集計や開催後の実技講師からの意見などを踏まえ、カリキュラムや講義内容を精査し続け、常にブラッシュアップして、受講生の皆様に車いす安全整備士養成講座をお届けしております。

当資格は国家資格ではありませんが、上記内容を踏まえ、業界資格であるとご認識いただいても差し支えありません。
また、当講座の対象は車椅子ですが、メンテナンスを行ううえで共通する基本知識と技術に基づいた内容ですので、他の工業製品に対しての応用が効く工程も多く含まれております。

★「資格取得やメンテナンスに興味はあるけど、工具を持ったこともないし、いきなり受講する勇気が出ない」という方には、工具の使い方力のかけ具合から学ぶことができる「超初心者メンテナンスセミナー」をお勧めします。
  ※注 「超初心者メンテナンスセミナー」受講だけで車いす安全整備士資格は取得できません。
★「メンテナンスをしていないわけではないけど、車椅子に触ったことがないし、実技試験が不安だ」という方には、本講座の実技講義だけをそのまま事前学習できる「プラス講習」を受講したうえでの本講座受講をお勧めします。
  ※注 「プラス講習」受講だけで車いす安全整備士資格は取得できません。
★上記の「超初心者メンテナンスセミナー」「プラス講習」を受けずに、本講座を受講しても何ら問題はありませんが、実技試験の合格率は6~7割です。全くの未経験者で合格する人がいることも事実ですが、この未経験の合格者の共通項として、二日間の本講座に対して、事前送付テキストによる予習、本講座参加前にテキストに従った手順で車椅子に触れる、二日間の限られた時間を徹底的に有効活用されていました。
逆に、車椅子や自転車のメンテナンスをされている方でも、車椅子特有構造の不理解や、機体を損傷させる可能性のある独自の手順を行うことで、不合格になる人がいることも事実です。
  ※参照資料①:「車椅子メンテナンスのミス」
  ※参照資料②:「車椅子メンテナンス不良による破損及び事故例」
「福祉用具のメンテナンスを学ぶ」という意識をもったうえで、ご参加ください。

福祉用具には、自動車整備士のような国家資格も、機体の安全性を担保する車検制度もありません。
「車いす安全整備士」という資格取得にチャレンジし、安全な福祉用具が供給され、安心して福祉用具が活用できる社会支えるために、是非ご協力ください。

カリキュラム内容や開催日程など、詳しい内容は以下のリンクから、専用サイトでご確認ください。

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