病院で患者に貸し出している福祉用具の破損による事故について、「病院の責務不履行」であることを理由に、賠償命令という判例がでました。供給することについての責務を履行するためには、何をしておかなければならなかったのでしょうか。病院・施設・メンテナンス事業者が「貸し出す福祉用具の安全」を担保するためには、根拠に基づいたマネジメントシステムが必要です。
2022/03/22 に、「貸出福祉用具のメンテナンス工程の管理に関する一般要求事項：JIS Y2001」の制定が、官報に公示されました。
当該規格は、「安全な福祉用具を供給(提供)するために行うべき品質マネジメントの指針」という捉え方をしていただければ、理解しやすいと思われます。
この「JIS Y2001」に基づいて、認証機関と共に、「あんぜん整備認定制度」を構築いたしました。
【概要説明動画】
【対象者別紹介動画】
～For消費者～
～For認定対象～
～For製造業者～
この「あんぜん整備認定制度」の認定を受けようとする事業者（組織）は、JIS Y2001の要求事項に基づいた資料や記録を提示し、検査を受ける必要があります。
JIS Y2001を熟読し、各要求事項への対応を行うにあたり、内容の理解、提示する社内資料の精査など、不明点がある状態では検査に適合することができません。
JASPEC事業部は、当該認定の検査を受けようと考えている事業者（組織）の皆様に、要求事項に関するトレーニングを提供することができます。（参照用：トレーニング内容）
トレーニング内容について、ご相談を承るためには、お電話ではなく、お問い合わせフォームより、件名「あんぜん整備認定」と記述して、ご連絡ください。確認後、当方担当者よりご連絡さしあげます。