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製品評価事業

製品評価事業は、試験評価事業と異なる事業として実施しております。

試験評価事業は既存規格に準拠、あるいは、既存規格を活用し、福祉用具の工業製品としての安全性を、試験によって確認しています。

それに対して製品評価事業は、使い勝手の観点を主体に、有効活用に関する問題点改善点の抽出を行います。(事前アセスメントとしてクレームの事前抽出に有効的)

評価表として作成した考え方のベースが、以下の経産省受託事業内容にてご参照いただけます。以下の例はロボット介護機器が対象でしたが、福祉用具としての使い勝手の観点がベースとなっておりますので、下記の各種エクセルファイルにて、一度ご参照ください。

また、以下の種類に含まれないタイプに関しては、ご相談いただきますよう、お願いいたします。

ロボット介護機器評価シート(福祉用具・一般介護機器への応用可能です)

評価シート取扱説明書

この研究によって浮上した問題は、製造者側が実際にその機器を使用して介護をしているのではないため、「使用上の観点から、機器に望む事」で想定に至らない内容があるという事と、それに対比して、使用者(利用者)側は「介護のプロであっても、機械に関するプロではない事」で機器に求めるべき評価に必要な要件(項目)が不足しているという事でした。
本当に必要で有効的なニーズ(要求)とシーズ(製造者の知識や技術等)のマッチングのために、両者が共通言語で会話できる項目を目的とし作成しました。
また、評価シートはエクセル形式で、自動計算の仕組みになっており、記入方法を正しく行って頂く必要がありますので、その説明も含まれています。

☆評価表取扱説明書

安全検証項目一覧

以降で、経済産業省が定めた8種類の分野に細分化していきますが、ここでは評価する機器によっては、項目として非対象となるものも含まれますが、分野にとらわれることなく、福祉用具並びに介護機器に最低限求めるべき要項としての項目シートになっています。また、リスクアセスメントにおいて危険源の洗い出しを行う際に、臨床現場視点からのハザードリストとしても活用していただけます。

☆安全検証項目一覧

福祉用具並びに介護機器の評価シート(使用上観点主体)製造者仕様8種

実際に使用される現場では、工学的安全性は当然クリアしていることを前提に、臨床的な安全性や利便性を重視した評価がされます。
この評価シートの項目を機器開発の企画設計時並びに開発した機器のバージョンアップ検討時に活用することで、使用者側による初期導入時の選定時並びに有効的な継続利用が行われる機器の設計が行いやすくなることで、以降の製品の導入促進にも有効活用できます。

☆製造者用評価シート(装着型)

☆製造者用評価シート(非装着型)

☆製造者用評価シート(屋外移動)

☆製造者用評価シート(屋内移動)

☆製造者用評価シート(排泄支援)

☆製造者用評価シート(介護施設見守り)

☆製造者用評価シート(在宅介護見守り)

☆製造者用評価シート(入浴支援)

使用者(利用者)仕様8種

実際に使用される現場において、機器を評価する際の必要項目を明確にし、実際に使用する環境や想定する対象者を踏まえた評価シートです。同じ機器でも環境や対象者によっては、有効性が高くもなり低くもなります。
導入検討の選定時に使用することで、目的に近い(有効的な使用が見込める)機器の導入に寄与できます。
現在導入している機器の再評価にこの評価シートを使用することで、あまり活用されていない機器の再有効活用できるポイントを探すことにも寄与できます。
常時使用している機器の使用に関する注意点の再確認にこの評価シートを使用することで、ひやりはっと等、リスクマネジメントとしてもご利用可能です。

☆使用者用評価シート(装着型)

☆使用者用評価シート(非装着型)

☆使用者用評価シート(屋外移動)

☆使用者用評価シート(屋内移動)

☆使用者用評価シート(排泄支援)

☆使用者用評価シート(介護施設見守り)

☆使用者用評価シート(在宅介護見守り)

☆使用者用評価シート(入浴支援)

経済産業省事業「ロボット介護機器開発・導入促進事業」受託内容

経済産業省が2013年度から2017年度までの5ヶ年で推進した「ロボット介護機器開発・導入促進事業」において、JASPECが受け持った研究開発内容について、是非一般的に有効活用して頂きたい内容を掲載しております。
(2013年度から2017年度のJASPEC成果物)

参照:介護ロボットポータルサイト内、2013-2017年度最終成果物「安全ハンドブック」

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